俯瞰せよ、月曜日

2012.5.25 2nd Album Release

  • 俯瞰せよ、月曜日
  • 東西南北
  • エール
  • 雨の歌 PV
  • せん
  • 結局、そう
  • ヤキナオシクリカエシ
  • ブルー、始まりと終わりと。
  • 家探し

GYUUNE CASSETTE
CD95-54 ¥2.100(税込)

俯瞰せよ、月曜日

俯瞰せよ、月曜日

そんな大声ださなくても聞こえますよ
そんなたくさんの言葉聞こえません
歪んで見えた街がこっちを見てつぶやく
歪んでいるのはおまえだとつぶやく

言葉は何も話さないから
言葉は意味を話さないから
信じることはできても
意味があるかわからないから
とりあえず 無力だなとつぶやき
毎日を送る

ラララ すぎていく
ラララ 流れてく
なんとなく熱い言葉達
夏が来る前にとけてしまう
ラララ すぎていく

他人の気持ちになりなさい
そう教わってきて
彼女は走るのをやめて
そう立ち止まってしまった。
生きていけるなら、そう、忘れてもいいかもね
生きていけるなら歩くだけでいいかもね

風はうなり、鳥は飛び 枯れた草木はまた色づくのさ
この言葉は届くのかい この歌は聞こえるかい
とりあえず、そう歌ってみるのさ

たぶんそう、知らなくてもいいのさ
大勢でなくても 大声でなくても
俯瞰せよ、月曜日。
この言葉は届くのさ らららら らららら歌うのさ

言葉はいつも足りないから
言葉はいつも足りないから

言葉はいつも足りないからまるで空回りする応援歌
言葉はいつも足りないから離れて届く言葉もあるけれど
言葉はいつも足りないからこの道を時々迷路にする。
言葉はいつも足りないけど、それを知ってただ話すのさ

風は叫び、鳥は歌い 枯れた草木はまた色づくのさ
この言葉は届くのかい この歌は聞こえるかい
とりあえず、そう歌ってみるのさ

たぶんそう、知らなくてもいいのさ
大勢でなくても 大声でなくても
俯瞰せよ、月曜日。
この言葉は届くのさ らららら らららら歌うのさ

Look Out, Monday

You don't have to shout so loud, I can still hear you fine
I just can't hear such a glut of words.
The town I saw distorted is looking this way, whispering,
They murmur, "the one who's warped is you."

The words don't say anything, so
The words have no meaning, so
Even if you're able to trust them,
You don't know if they mean anything, so
At least, they're whispering, "helpless."
A daily reminder.

La la la, it passes by
La la la, it flows away
Somehow, these feverish words
melt away before summer comes.
La la la, they pass on by

"Mold your feelings into a stranger's,"
So we've been taught.
"Stop that girl from running,"
And so she stood still.
To go on living, well, maybe it's better to forget, isn't it.
To go on living, maybe it's enough just to walk, isn't it.

The wind howls and birds take flight;
I wonder if this withered vegetation will bloom again.
Are these words getting through to you, or not?
You can hear this song, can't you?
For now, just try and sing like this.

No doubt it's true, it's all right not knowing.
But even if only a few of you, even if only a whisper,
Look out, Monday.
So, are these words getting through to you?
La la la la, la la la la, so I'll sing.

Words are always insufficient, so
Words are always insufficient, so

Words are always insufficient, so
It's like a fight song without the fight.
Words are always insufficient, so
Even though the sound carries a long way off
Words are always insufficient, so
Sometimes they turn this road into a labyrinth.
Words are always insufficient, but
I don't give a damn, I'll go ahead and speak.

The wind screams and birds sing;
I wonder if this withered garden will bloom again.
Are these words getting through to you, or not?
You can hear this song, can't you?
For now, just try and sing like this.

No doubt it's true, it's all right not knowing.
But even if only a few of you, even if only a whisper,
Look out, Monday.
So, are these words getting through to you?
La la la la, la la la la, so I'll sing.

雨の歌

雨の歌

雨の音しとしと
人の声ざわざわ

人が傘をさしてる。
傘をさして歩いてる。
手渡された傘をさしてみる。
それを"傘"としてみる。

雨の音しとしと
人の声ざわざわ

降り続ける雨を見ている。
それを"雨"としてみる。
暗示した姿を見てるのさ。
暗示した言葉を知ってる。

あぁ、これが雨だっけ
雨っていうんだっけ

あぁ、これが傘だっけ

そういえば誰に教わったんだっけ。
手渡された傘をさしてみる。

それを"傘"としてみる。

rain sounds

rainfall patter, drizzling
human voices, murmuring

person with an open umbrella,
walking with your umbrella open you handed it to me,
i'll open it up and see, see what that's like for the umbrella

rainfall patter, drizzling
human voices, murmuring

watching the rain continue to fall,
i'll see what that's like for the rain
it's like i see an intimation of a figure,
yet i know the words you alluded to

ahh, so this thing is rain,
isn't it that thing called rain
ahh, so this thing is umbrella,
so everyone says, but whose decision was it?

hand it over to me,
i'll open it and see,
see what the umbrella sees

comment

タテタカコ
『キツネの嫁入り』が、我が家にやってきた。くるくると畳の上を、洗濯物を、かけめぐる。
扉を開けたら、ここは、どこの国?記憶の旅。
長谷川健一
(シンガーソングライター)
生楽器によるグランジロックともいえるこの音が紡ぐ風景は何処でもない。
ただこの怒りや祈りは間違いなく、今の日本を生きる魂のものである。
シンプルな、また時に想いをありったけ詰め込んだ言葉を流れる水のように支える楽器群とのバランスがとても心地よい。
一見無愛想にみえて、でもちゃんと受け止める手があたたかくそこで待っているこの感じは、代表であるマドナシ氏そのものではないか。
妙なフックがある。それは多分、新しいと思う。
石橋英子
この作品は名盤だと声を大にして言いたい。
今、薄くて軽くて簡単に作れちゃう音楽がもてはやされている中、こんなにも力強い作品が生まれた事を本当に喜びたい気持ちでいっぱいだ。
アルバムを聴いていると、この音楽に辿り着くまでの長い道のりを想像することができる。
ああ、この重量感!本当に嬉しい。ありがとう。
できれば多くの人に好きになってもらいたいけど、もし誰も好きじゃなくても、私はキツネの嫁入りをとても誇りに思います。
日比谷カタン
「たとえば【雨】の【唄】を作るとするなら、<【傘】を【傘】としてみる>ということにする。というのはどうでしょう。」・・・【想定・置換】を繰り返すマドナシさんの問いかけに、あたしゃ同業者として【ディレクター業】の憂いを見てるんですがね。依頼人と顧客という【クライアント】どうしを【ミドルマン】としてどう繋げるか。予算と時間の制約、感情を抑え、徹底した俯瞰から「今回はこれで」という、ベストというよりベターな選択をせざるを得ない現実。だってソヲでしょヒトとして。【デジタル】にピクセル化した世の中の【スキマ】にある、ありとあらゆる憂いを【ミニマム】に【サンプリング】し【ループ】させた【諸行無常】を嗜む【祭り】のサウンド。既存の【アコースティック】という【記号】への問いかけも孕みつつ・・・なんてのも【野暮】つかほんと野暮。このキモチよすぎる音に身を委ね「最近どうすか。そうすか。なんなんすかねありゃ。ま飲みましょか。」でいいじゃないの【ヒト】を【ヒト】とするならヒトとして。