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ランニングマン(2)

そんな時考えるのは昔の彼女の事
、、、、などではない。
大概しょうもないことだ。昼間の会話の一つ一つ

断片的に蘇る。
それは後悔に似た感情。
感情を定義づけるのが当人だとしたら
それは後悔とは定義づけない。

そして誰かが定義づけるとすれば
それはある種の後悔。

あの時ああすればよかった あの時ああいえばよかった
夕刊フジを読みながら 老いぼれてくのはごめんだ。

昔バンダナをしたロッカーが叫んでた。
今俺は、幸い夕刊フジを読む習慣はないがそれがどうしたというのか。
何も変わりやしない。

夕刊フジを読まずに、ただランニングしているだけだ。
そして俺はヤツに出会った。
妄想に耽りすぎふと目をやるとぼろぼろになったわら人形が木の根元に落ちていた。

そこには確かにミドリの髪の毛が突き刺さっていた。間違いないな。

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