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ランニングマン(3)

そして目の前のヤツの顔を覗き込む
ヤツはある種の人間

ヤツはある種の女の子
ヤツは、、、

残念ながら目が両目なかった。
それもそのはず、失ったものは戻らないのだ
たったそれだけ。

でも、俺にはヤツが笑ってみえた。
目もないのに?何がわかる!

初め朝日のせいにしようとしてあまりにもしょうもなくてかき消す。
ヤツが笑ってみえたのは笑ってほしかったからだ。
ヤツがどう思うかなんか問題ではない。
それは欲望の表れのみ
解釈は人次第だ。

今日白鷺をみた
それは幸福の象徴だったか、又は否か。

朝日がのぼったよ!
それは新しい一日の始まりか
もしくは絶望的な苦痛に満ちた一日の始まりか

そういうのは解釈次第で決める話。
俺は悪くない ヤツも悪くない

悪くない?

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